さんま工場長
2002年7月26日今日から工場バイトだった。
好きな子ができました。
はやっ!
って言われそうだけど、このことは
僕が最近行った会社の内定者懇談会と深〜く関係
がある。
その会社の内定者、とくに女の子に僕は幻滅した。
だって、エルメスの財布にプラダのバッグなんだもん。
マジかよ?!とオモタ。
そのカバンから、徐々に視線を上げていくと
そこには違う意味で輝いている彼女がいた。
顔にラメ。
う〜ん、人の悪口は言いたくないから、これ以上は
言及しません。
とにかく僕は萎えました。心は当然。もちろんアソコも。
なんで化粧濃い人から僕は性的なものを
感じないんだろう。
今日の工場でのミナミちゃんは違った。
そもそも、バイトが結構きつい。
重いものも持つ。熱い熱湯も使う。
もちろん化粧なし。
全身白衣の作業着だ。
でも、彼女が働いている横顔を見ているうちに
僕は何が正しくて、何が間違ってるのか、
よくわかんなくなった。
親に甘やかされて、お嬢様として育ってきたバカ娘
はエルメスにプラダ。
かわいいミナミちゃんは18歳で大学にも行かずに
街中どこにでもある、とある工場の従業員。
まるでシンデレラの物語のようだ。
とにかく女性はスッピンが一番きれいだ、と思う。
鼻から汗をかいて月収15万のミナミちゃんは
オフィスで冷房、香水臭ぇー月収30万のエルメスバカ娘よりも1億倍素敵でした。
僕もオフィスよりも工場の方が向いているらしい。
仕事か〜。
仕事ってなんだろう。
とにかく、僕は今度の会社で「真実」がわかるまでは
辞めないぞ。
でもわかったら、即辞める。
まぁいいや。
まぁいい、と思わないとやってられない。
この世の中。
でも僕には確信ができた。
愛を手に入れる。
愛だ、恋だ、と語ってる全宇宙共通の永遠の哲学を語るよりも、明日のデートだよ、君。
なんかバイト楽しくなってきました。
オレもなんか丸くなったな。
いいのか、こんなんで。
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