ジブリ

2002年7月19日
 
何気なく
テレビをつけたら
ジブリの「耳をすませば」 

という映画をやっていた。


むかしつきあっていた彼女が
誕生日のプレゼントにって、この 
「耳をすませば」
のビデオをくれたのを思い出した。

その時は、ちょっと「へっ?」ってなったけど、
でも一生懸命考えてくれたらしい事が
僕にも伝わってきて
そんで、結構うれしかったんだよ。
言えなかったけど。

いつだってスカした顔をしてたけど、
いつだって君の考えている世界、っていうのかな
そんなものが好きだった。

君は吉本ばななを好きだった。
なんとなくそのポワ〜ンとした、いつも
フワフワ浮いているような 捉えどころのない
世界を持っていた。

そんな君を いつだって僕は
うらやましくも思ったし、素晴らしいと
思っていた。


とまぁ感傷に浸ってみたわけだが、
それで思いだしたのが、
「吉本ばなな論」 なる本。

しんとした空気が流れて
使われるのをじっと待っている食器類が
キッチンに置かれていた

とかなんとか、そんなものを分析していた。
分析とか解析とかそんな言葉は
どーでもいいけど、クソだけど

空気が しん と流れるのである。

うーむ、確かに しん としてる
なんだかわからんが、単純にいいと思った。

食器類が 待っている
確かに待っている。でも、僕には気付かなかった。
僕はいつだって内に内に向かっていたから。

誰かの言っていた
愛とは外に向かうものである
という言葉が痛い

まぁ何はともあれ、今日の僕は犯罪者の
方ではなく、聖職者の方の自分だった。
起きたらそうだった。
そんな日は、けっこう好きだ。

この醜い世界にも感動できる。
とくに音楽に
図書館に向かう道の途中にある森に
感謝できる。

結論 ジブリ最高。

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