今日の一日

今日のサッカーで気付いた事があるのですが、
それは
「自己愛」との戦いですよ。
今日のアルゼンチンもフランスも
決してシステムを変えなかった。
なぜか3トップで挑んだ。でも結果的には
それは3トップという名の1トップだった。

監督は戦術を変えない。
自分を信じてる。自分の価値観を信じてる。
ナルシストも信じてる。
自分が美しいと信じてる。
でもナルシスト＝キモいんだ。
じゃあ、やっぱこの世ってのは、
「自己愛」をいかに壊せるかのゲームなんじゃないのか？プライドとか、面子とか全部なくしちまっちゃダメなのか？

サラリーマンになって頭下げてる人は負けなのか？
俺は最近もっぱら疑問だ。
確かにかっこ悪い。ださい。チョーダサい。
でも誰にでもできることじゃない。
頭下げながら自分と戦ってる。
「俺はこんなはずじゃない」とか。
もしかしてイチローよりすごい事のような気がする。記録とかじゃなくて精神的に。

う〜ん、
でもそういう自己愛を捨てた人は愛されるって
思うんです。自分を愛すれば愛するほど、それは
他人からは愛されないんじゃないでしょーか？
例えば「西郷隆盛」
彼はめちゃめちゃ人から愛された。
西郷の周りには自然と人が集まったと言う。
でも彼は最後、薩摩の志士達に乗せられて、
したくもない戦争をした。自分が作った
明治政府と戦った。負けた。そして死んだ。
最後に彼が言った言葉
「もうこの辺でよか」
ちょっと泣きました。
大地の子以来の本読んでての涙です。

例えば尾崎豊
彼の人生の目標は
「自分を愛するようにいかに他人を愛せるか」
だそうです。
だから地上6階建てのやぐらから飛び降りた？
高校卒業間近で退学届
盗んだバイクで走り出す
う〜む、悪い事だけどしょうがないのか？
彼も多くの人から愛される一人。

みんなナイフで自分の胸突けないけど、
それは勇気がないからなのか？
なんか違うよーな？
勇気ってもっとポジティブな意味で使わん？
もしかして自己愛のせいなんじゃないのか？
もしかして自分を捨てられたら、それは
きっと素晴らしい人生のような気がするんです。
「IT’A WONDERFUL WORLD」だ。
他人のために生きるって言うの？
その時に俺は、「もったいない」
って思います。自分の価値が消えるようで。
でも、自分の隣で自分捨てて名誉とか地位とか
カンケーなしで看護とかしてる人見ると、
自分は応援したくなります。

やっぱ人の最終目標って「自分を捨てる事」
なんじゃないのでしょーか。
おわり。